2年目の「THE MANZAI」。1年目は、俺の中では、パンクブーブーも面白かったが、Hi-Hiの大会だった印象が強い。さて今回はどうだったか？
M1チャンプもいて、全体的にレベルは高かったと思う。それだけに、いかに突き抜けることができるか、が重要だった（俺にとってね）。昨年のHi-Hiがそうだったように。
その中で今回、アルコ&ピースは突き抜けた。1本目を見た時は革命的であり、感動的ですらあった。しかも、確信犯的に、2本目も同じエッセンスのを持ってきた。大体においてチャレンジャブルなネタは、1本目はいいが、2本目（決勝）は驚きが薄くインパクトが弱くなり、爆発しないことが多いにも関わらずだ。アルコ&ピースも確かに1>2だったが、勇気と裏打ちされた自信には、芸人としての強さを感じた。多分一発勝負なら、勝ってたんじゃなかろうか。
優勝したハマカーンも、以前の下衆の極みネタとは違い、抜群におもしろかった。総合的には優勝に値する出来だった。ハマ&タニ。
【Aグループ】
テンダラー:昨年と同じパターン。鉄板なのかもしれないが、先ほど述べた1>2理論に当てはまる。
ウーマンラッシュアワー;バイトリーダーではなく、ちょっとひねったネタだったが、考え過ぎか。
ハマカーン;素直に、面白かった。笑えた。ハマ&タニ（オードリー春日はこう呼ぶ）の振る舞いがすごく良かった。「女子じゃねぇだろ！」掴んだねぇ。
オジンオズボーン;もっとやり過ぎちゃえばいいのに、と思う。
【Bグループ】
トレンディエンジェル;結構面白いのだが、一発ギャグなんだなぁ。散発。
ノンスタイル;反復ネタ。古臭いけど、いやいや、面白かった。勝ち上がると思った。
磁石;正統派だけに確実に平均点は取るが、こういう舞台では、それでは勝てない。歯痒い。
千鳥;すいません、肌に合わないのか、面白さが伝わりません。
【Cグループ】
スーパーマラドーナ;無難、って表現でいいのかな。
アルコ&ピース;前述の通り。最高！
笑い飯;もっと長尺で見たいな〜、といつも思う。
エルシャラカーニ;相変わらず、いいです。好き。スタイルを曲げない「らしさ」もこの世界では強さでもある。
やっぱ、お笑いはいいね。久々にルミネ行きたくなるな。
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