Aブロック
劇場番長COWCOWの多田は、その番長らしさを体現した素晴らしい設定だったと思う。何が飛び出すか分からない、という期待感を裏切らなかった。順当勝ち。
友近のネタは見たことあったが、まあ自己満足でも悪くないんじゃね、というくらいか。
AMEMIYA。もはやマンネリなのか。
野爆川島は、そもそも本当に決勝まで笑いで勝ち上がってきたのか、疑問すら覚えるくらい笑えなかった。業界受けする、という理由はその村でだけ通用するのだ。
Bブロック
意外といなだが勝ち上がるんじゃないかと思った。それくらい、力のある渾身のネタだし、面白かったのだが。
ただ、チュート徳井は、まあ、うまい。達者。
サイクロンZも、なかなかに玄人好みのネタだったように思う。逆に笑うツボが難しい。
キャプテン渡辺は、展開が読めちゃうんだよな〜。嫌いじゃないんだけど、パターン化してる。
Cブロック
結構激戦だと思ったが、審査員の評価は後半二人に集中した。
千鳥大悟は、THE MANZAIより、数段良かった。こんな手もあるんだなぁ、と感心した。でも、ニコ動とか、観客不在の方が適しているように思う。
ヤナギブソン。うまいよね〜。でも爆発的な笑いに至るには、物足りない。
ヒューマン中村。いいね。昨年も良かったが、今年も良かった。発想がとてもいい。クオリティ高し。
スギちゃんこと、すぎやまえいじ。カルト的なオッパイ先生をやり通し続けただけあって、根性座ってるよね。見たことあるネタだったが、そんなの関係なしで純粋に笑えた。胸を張っていいんじゃね。
決勝
スギちゃんでいいと思ったけどね〜。信念を一切曲げず同じキャラでやりきった、ってのは、R-1史上でも珍しいのでは。しかも、繰り返すが、純粋に面白かった。まあ、COWCOW多田も、十分チャンピオンに相応しい出来だったのも事実。とはいえ、吉本以外に取らせたかったなぁ。
